ペールカンで?なぜ、しぼれるの?
ペールカンが簡単に理想的な脱液カゴに変身します!
側面が約1度の傾斜になっているため遠心力で液体は上方へ押上げられます。
上部のみに穴をあけるため遠心分離にかけない時は油は外へこぼれません!
外周全体に穴をあける必要がないので、カンも丈夫で脱液率も高くなります。
分離された油は本体の排出口に集められて排出されるので再度利用できます。
摘要
切削屑
ガンドリルマシン・歯削盤etc
研削屑
マシニングセンター・自動旋盤・高速鋸盤etc
製品
セラミックス関係・精密部品・ボルト・ナット
ウエス・軍手・プラスチック関係・医療機器関係etc
食品
天かす・ビスケット・ピーナッツ・ポテトチップス
海苔・漬物etc
ペールカンを用いる利点
ペールカンは、脱液カゴとして理想的な形状を持
っています。
ペールカンを用いる利点
特徴
1
標準でタイマー付のため、切削屑-貯蔵所の間にペールカン用脱油機を入れることで仕事の合い間に
脱油工程が完了します。
2
ペールカンの脱油機への出し入れの高さは低く設計されています。[地上高さ500mm]
3
高速設計1,400rpm、ジャイロバランス方式、特殊な軸受機構で振動の少ない遠心分離機です。
4
品物のアンバランスはバスケットを前後にゆすることで簡単に調節できるためより振動の少ない状態で回転します。
5
安全装置として、外フタ部のロックをしない状態ではスイッチが入らない設計になっています。
6
据付が難しい場所や随時移動して使用したい場合、オプションでキャスターの取付が可能です。
作業工程
脱油前
脱油中
脱油後
脱油後の切粉の状態
切削工程で生成された切粉をペールカンにバランスよく入れますできる限りたくさん入れて下さい フタがしっかり閉まっている事を確認後、スイッチを入れます 分離された油は本体の排出口に集められて排出されるので再度利用できます 脱油後の切粉の状態
ペールカンの内容物の状態
1:製品をしぼる場合
2:カールした切粉が少量の場合
3:切粉に製品が混っている場合
4:細かい切粉を回した場合
製品をしぼる場合
カールした切粉が少量の場合
切粉に製品が混っている場合
片寄って入れて回した場合
1コの重量が重いモノ(特に角ば
ったモノ)はペールカンの強度
(ペールカン板厚0.3mm)が不足
して、カンが破れる事があり、
大変危険です。しぼる製品に応
じて、ペールカンに直接入れる
パンチカゴがございます。
少量の場合は、品物が片寄っ
てしまい、アンバランスになる。
カールした切粉の場合は、ペー
ルカンにいっぱい入れてもさして
重くありませんのでできるだけ
たくさん入れて下さい。
製品は密度が高いため一箇所
に集まっている時はもう一度フタ
を開けて、かき混ぜて下さい。
細かい切粉でペールカンに
片寄って入れて回した場合
外フタを開けて中フタアーム
部を握って前後に振って下さい。

田中技研工場でも使用しています!
創業以来当社工場でも部品加工の際に出る切粉しぼりに愛用しており、油の節約・再利用に大活躍しています。
その他、お客様のニーズにお答えする様々な製品を取り揃えています。
各種使用目的に応じてヒーター式仕様、コンテナ式仕様、洗浄機などもございます。